こんにちは。有川翠雲です。
今回は「美文字」を書くための「目の位置」(ペン先の位置)というお話しです。
前回は「正しい姿勢が『美文字』を生む」というお話しをしました。
正しい姿勢を前提に今回のお話しをお読みください。
皆さんが字を書く時、目線はどこに置いていますか?紙はどこに置いていますか?
あまり考えてことがないかもしれませんね。
ここで質問です。
少し長い文書(縦書きでも、横書きでも)を書く時はどうしていますか?
①手だけを動かして書く
②体を動かして書く
③紙を動かして書く
「美文字」で文書を書くためには、「正しい姿勢」で「目線の位置を維持」する事が大切です。
つまり、正解は③となります。
①は「目線の位置を維持」できませんし、実は体も歪んでいきます。
②は「正しい姿勢」・「目線の位置を維持」ともにできません。
「美文字」ための「目の位置」(ペン先の位置)
3つのポイント
1.書く時の目線は60度
書く時の目線は斜め前方です。60度位がお勧めです。正しい姿勢で頭だけ少し前に倒すイメージですね。
2.ペン先を合わせる(利き目にも注意)
体の中心はおへそです。紙は体の正面に置きます。
目にも手と同じように「利き目」というのがあります。
右目が「利き目」の方は右胸の前に、左目が「利き目」の方は左胸の前にペン先を置くとよいでしょう。
3.紙をこまめに動かす
美文字で文書を書くためには「正しい姿勢」で「目線の位置を維持」が不可欠です。
面倒がらずにこまめに紙を動かしましょう。
では、紙を動かせない場合はどうするのか?
お尻をマメに動かし「正しい姿勢」で「目線の位置を維持」が少しでもできる状態を工夫してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんの日常生活に「書く楽しみ」をお届けできれば幸いです。
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