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「新年明けましておめでとうございます」って、どこかおかしい? 年賀状のジョウシキ②

Suiun Writing School

Happy Letter Club

 

これを知らないと非ジョウシキ‼「年賀状のジョウシキ②」(メール・LINEでも同じだよ)

 

こんにちは。有川翠雲です。

 

手書きの年賀状、ステキですよね。

手書きの年賀状はとても喜んでいただけますが、チョットお時間がかかります。

12月に焦って書くより「10月・11月 2カ月」かけて手書きを楽しめるといいですね。

 

そこで、「年賀状のジョウシキ」をシリーズでお伝えしていきます。

折角送る手書き年賀状で「非ジョウシキ人」と思われることの無いよう参考にしてみてください

 

第2回は、「新年明けましておめでとうございます」って、どこかおかしい?

 

正解は、「非ジョウシキ人」です。

 

「エー、なんで。おかしくないジャン。」

「なんでやねん。どこがおかしんや。」

という声が聞こえてくるようですが・・・。

 

そうですね、たぶん、会話の中では普通に使っていると思いますが・・・。

テレビの新春番組のオープニング挨拶でMCが普通に使っていそうですね。

でも、皆さんは使っちゃダメですよ。

 

 

<理由>

 

年賀状の最初に書く、「新年を祝う言葉」を賀詞(「ガシ」と読みます)といいます。

賀詞とは「お祝いの言葉」という意味ですが、年賀状の場合、「謹賀新年」や「HAPPY NEW YEAR」などの新年を祝う言葉のことです。

 

賀詞として、同じ意味の言葉を書重ねて使うことは非常識であるとされています。

 

一見すると何もおかしくないように思える「新年明けましておめでとうございます」ですが、「新年」と「明けまして」を分けて考えてみてください。

「明けまして」という言葉には新年があけるという意味が含まれるため、「新年」と「明けまして」が重複表現となっています。

 

だから「非ジョウシキ人」と思われてしまうんですね。

新年を使用する場合は「新年おめでとうございます」という表現になります。

 

ですから、年賀状「賀正」と薄い色で「背景として」書いて、その上から「明けましておめでとうございます」と書くのもお勧めできません。

大きな字で「謹賀新年」と書いたあとに、小さな字で「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」なんて書いちゃダメですヨ。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

次回の「これを知らないと非ジョウシキ‼ 年賀状のジョウシキ」(メール・LINEでも同じだよ)をお楽しみに。

Suiun Writing School 有川翠雲でした。

 

 

 

 

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